『○○さん、こちらのLDKはいかがですか？』
『そうですね、やっぱりこちらのモデルハウスのLDKのライティングでは暗く感じます。
隣のモデルハウスくらいの明るさにしたいのでダウンライトの数等は隣のモデルを目安にします・・・。』

皆様こんにちは、
エーシンホーム営業課の宇野です。
いつもお世話になり誠にありがとうございます。

さて、上記は先日、来春に着工を控えたあるお客様とのモデルハウスでのやりとりで、今は内装・ライティング計画を行っています。

お客様とお別れした後、帰りの道中でふとタイトルにある
谷崎潤一郎の作品【陰翳礼讃（いんえいらいさん）】を思い出しました。

彼は「美を人生の最高の価値」とする耽美派（「たんびは」と読むそうです）のおひとりであられたとのことで、
私にはチンプンカンプンですが、この作品では陰翳が生む建築の美も随所に語られています。
天井に埋まるダウンライトからの照らされ方は、この「陰」と「明」を美しく演出してくれ、現代に谷崎先生がいらしたら「陰翳礼讃」の一つになっていたのかもしれません。

ちょっと違うかな・・・？

私も学生時代に読みました(先生から読まされたが正解！)が、まだの方はお読み下さると何かしら家づくりの参考になるかもです。

私ももういっぺん読んでみようかな・・・。
最近見ないしどこに仕舞ってあるかな・・・40年も前の事やし・・・。

今年も残り1週間となりました。
会社としてそして個人としても大変お世話になりました。
誠に有難うございました。

皆様にとりまして明年も良いお年でありますよう、心から祈念申し上げます。
どうぞ良い年をお迎え下さいませ。