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2025.6.3
福井で寄宿舎建設~外国人労働者に選ばれる住環境~

こんにちは、エーシンです。
ここ10年で、福井県の外国人労働者の数は倍増しています。福井労働局によると、2024年10月末時点で、県内の外国人労働者数は過去最多の約1万3600人。その増加率は、全国平均をも大きく上回ります。
そういった事情もあり、近年、外国人労働者向けの寄宿舎建設のニーズが高まっています。
もちろん、一般のアパートに住むこともできますが、文化や生活習慣の違いから周囲の理解が得られにくい場合もあり、専用の寄宿舎が求められているのが現状です。
寄宿舎とは?
寄宿舎とは、複数の人が共同生活を送る居住施設のことで、外国人労働者向けに限らず、一般的な学生寮や社員寮も寄宿舎に含まれます。
寄宿舎の特徴
入居者それぞれの個室と、食堂や浴室などの共同施設が整備されており、同じ職場で働く仲間がひとつの建物で生活することで、コミュニケーションが取りやすく、生活面でのサポートも行いやすいというメリットがあります。
水回りを共用することで、建設コストや運営コストを抑えることができるため、家賃が安めに設定されているのも特徴です。
アパートとの違い
アパートは個々に入居し、自分で生活するのが基本ですが、寄宿舎は共同生活を前提としているため、管理人が常駐したり、食事を提供したりするケースもあり、入居者の生活をサポートする体制が整っています。
また、賃貸経営そのものが事業として行われているアパートに対し、寄宿舎は事業を行ううえで必要なものとして設置されます。
エーシンが提案する寄宿舎
事業に付随する宿舎であっても、そこに住む人がいる限り、利便性や心地よさは必須であると私たちは考えます。
だから、エーシンが提案する寄宿舎は、コストを抑えながらも居住性を重視した設計となっています。たとえば、屋内に衛生的な共用の洗濯物干し場を設けることで、各々が自室に洗濯物を干す必要がなく、シーツなどのかさばる洗濯物も乾かしやすくなります。
また、寄宿舎という施設であっても、鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造ではなく、木造で設計することで費用を抑えることができます。内外観にも、部分的に木質系のデザインを取り入れることで、無機質になりがちな寄宿舎に住居らしい温かみを付加できます。
外国人労働者に安心の居住環境を
寄宿舎だからといって、最低限の暮らしぶりでよいはずがありません。居住環境が良ければ仕事に対するモチベーションも上がり、結果的に仕事のパフォーマンス向上につながります。
そういう意味では、外国人労働者を雇用する企業にとって、働く人たちが安心して暮らせる寄宿舎の提供は、優秀な人材の確保と定着にも寄与するはずです。
まずは「寄宿舎は簡素でいい」「最低限の暮らしぶりでいい」という昔の価値観を捨て、企業と労働者の双方にメリットのある居住環境について考えてみませんか?
福井県での寄宿舎建設は、エーシンにご相談ください。土地探しから設計・施工まで、一貫して承ります。